着物のクリーニング

自宅でも出来る着物のクリーニング

 
あまり馴染みがないため「着物はクリーニングに出す」という人も多いと思いますが、着物は自宅でも洗えます
ただ、正絹・訪問着・晴れ着などは、自宅で洗って何かあっては困る高価なものですからクリーニング店に任せましょう。
自宅クリーニングをおすすめ出来るのは、素材にウール・綿・ポリエステルを使用した普段使いの着物です。
まずは自宅で洗いやすいものか素材を確認し、それから自宅で洗うかクリーニングに出すかを判断しましょう。

クリーニング店のように特別な設備や道具は使いませんが、最低限用意しておきたいものは以下の三点です。

・着物をたたんで入れられるネット
・ウールを洗える洗剤
・着物用ハンガー

自宅クリーニング:準備

衿元汚れやシミなど、気になる部分は歯ブラシかこすり洗いで先に洗っておきましょう。この前に、衿を「しつけ縫い」しておくと型崩れしにくくなります。
袷の着物でも浴衣でも同じことですが、綺麗にたたんでネットに入れます。このとき丸まったりもつれたりすると、衿の内部などの布が重なった部分がよれてしまったりします。着物が大きく型崩れする元となりますので、丁寧にたたみましょう。心配ならしつけ縫いを施しましょう。

 

自宅クリーニング:洗う

使用する洗剤については、ウールの着物の場合は気をつけないといけません。
中には水洗い不可のものもありますので、そういったものはクリーニング店に任せましょう。綿とポリエステルの着物は他の洗濯物と同じ洗剤で構いません。
 
手洗いもできるのですが、洗濯機で手軽に洗うのが自宅クリーニングの良さなので洗濯機の手洗いモードを使いましょう。このモードは脱水が軽めになっていますが、時間をセレクトできるなら短めにしておきましょう。自分で手洗いした場合も洗濯機の脱水は便利ですが、やはり時間は短めに。
ちなみに乾燥機は絶対にダメです。

 
 

自宅クリーニング:干す

着物の自宅クリーニングで最も気を使うところです。色あせを防ぐために着物を裏返して、着物用ハンガー、または物干し竿にまっすぐに掛けます。Tの字の形になるようにしましょう。このとき、できる限りシワを伸ばしておきます。 強く引っ張ったり、パンパン叩いたりすると縫い目や生地が傷んでしまいます。着物はやさしく扱いましょう。

そして、直射日光を避けて陰干しにします。日干しで急激に乾燥をさせると大事な着物が縮んでしまう恐れがあります。ウール素材なら尚更です。

 

自宅クリーニング:たたんで仕舞う

 
完全に乾燥したらきれいにたたんで仕舞いましょう。しつけ縫いしていた場合は糸を外します。シワが気になるようでしたらアイロンがけです。当て布をして低温でやさしくかけます。アイロン後は着物用ハンガーにかけて完全に湿気を飛ばします。

 
 

さいごに

大事な着物や正絹などの扱いが難しいものはクリーニング店にお任せするのがベストですが、普段使いの着物なら自宅でクリーニング出来ると便利です。自宅で洗えると思うと着物を身近に感じますよ。それでも自分では落とせない汚れもありますから、メンテナンスの意味も込めて、たまにクリーニング店に出すことをおすすめします。

 
 

 
 

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